長野県にはたくさんの温泉施設がありますが、ここテラス蓼科リゾート&スパは1度は訪れて欲しい極上の温泉でした。
女性なら誰もが幸せな気持ちになれるとても素敵な温泉だったので、ご紹介します。
蓼科高原とは
長野県中部茅野市にある高原で北に蓼科山、東に八ヶ岳を望むことができます。
白樺湖を中心とした観光地で、蓼科温泉郷、奥蓼科温泉郷があります。スキー場、別荘、ホテル、ゴルフ場などがあり、日本を代表する高原リゾート地です。
蓼科音楽祭や映画祭が行われることでも有名です。
蓼科高原には数多くの日帰り温泉施設がありますが、今回はテラス蓼科リゾート&スパに行ってきました。
テラス蓼科リゾート&スパ

テラス蓼科リゾート&スパはトヨタグループの保養施設となっている会員制のリゾートホテルです。一般の方も利用でき、日帰り温泉のみを利用することもできます。
リゾート地らしく客室はコテージもあり、是非とも泊まってみたかったのですが、今回は日帰り温泉のみ利用してみました。
蓼科三室源泉かけ流しの温泉です。
ホテルの入口を入ってすぐのところにフロントがあります。日帰り温泉を利用する場合もこちらで料金を払います。お釣のお札がすべて新札だったので、さすが高級ホテルだなと思いました。

長い渡り廊下を通って温泉のある棟まで行きます。
自動ドアがあり、フロントで受け取ったカードキーを使って中に入ります。
2階に温泉があるので、エレベーターか階段を使って上がります。

2階に上がってすぐのところにリラクゼーションサロンがあるので、階段を上っている時はアロマのとてもよい香りが漂っています。


とてもオシャレで洗練されたインテリアです。

浴室へ入ると、中は間接照明でかなり暗くまるでバリ島のホテルにいるような、とても落ち着いた空間でした。
洗い場は隣との仕切りがしっかりしていて、1人のスペースが広く、他の方に気兼ねなくゆっくりと洗うことができます。
シャンプー・コンディショナー・ボディソープなどは全て資生堂の商品で、メイク落としと洗顔フォームも置いてあります。洗顔フォームが柑橘系のとてもいい香りで気に入りました。
ただシャワーの水圧が弱かったのが少し残念でした。
温泉概要
泉質:ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(弱酸性低張性高温泉)
適応症:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、動脈硬化症、糖尿病
飲泉:できません
内湯
横長に広いお風呂で、とても落ち着く空間です。ジャグジーもついていて、マッサージしながらゆっくりとくつろぐことができます。
お湯はほのかに硫黄臭がします。
柔らかい、肌に優しいお湯です。
本当にバリ島のホテルにでもいるのかと錯覚してしまうような(私はバリ島に行ったことはありませんが)温泉です。
サウナはフィンランド式サウナで、4人も入ればいっぱいになってしまう、小さめのサウナでした。
露天風呂
国定公園内の大自然に囲まれた解放感ある露天風呂。天気が良い昼間には八ヶ岳の雄大な景色を一望できます。夜は目の前に広がる木々がライトアップされ、幻想的な空間を楽しめます。
幅12ⅿもある広い露天風呂は、10人位お客さんがいたのにとても静かで、まるで1人でいるような感覚でした。
大衆向けの温泉では10人もいればザワザワして騒々しくなるのに、さすが高級リゾートホテルです。
この日は雨上がりだったので、星が見えなくて残念でしたが、星が見えれば素晴らしい景色が広がること間違いなしです。特に冬は空気が澄んでいるので、満点の星空が見えると思います。
私は長い時間、ずっと露天風呂に入っていました。こんなに静かで何もない空間が日本にあるんだな、と思いながら。
今までいろいろな温泉に行ってきましたが、「ストレスから解放されるってこういうことなんだな」という感覚を生まれて初めて体感しました。
「来てよかった」と心から思える、ここまで感動した温泉は初めてです。
こんなにも癒される空間は他になかなかないと思います。
入浴料金は大人1100円と日帰り温泉にしては高めですが、1100円以上の価値が十分にあります。
都心に住んで働いていて心身共に疲れている方に、是非訪れて癒されて頂きたいです。
パウダールーム


女性用のパウダールームには資生堂の化粧水・クレンジング・洗顔・乳液が置いてあります。
くしやブラシは置いてないので、持参した方がいいです。
清潔感溢れるとてもきれいな施設です。
私は土曜日の5時頃訪れたので空いていたのですが、帰り際、6時頃には宿泊客らしい小さいお子さんを連れた家族がたくさん来ていたので、日帰り温泉を利用する際はなるべく早めの時間に来た方が、ゆっくりできると思います。
休憩スペース


露天風呂と同じく、八ヶ岳が一望できる休憩スペースです。
ミネラルウォーターが置いてありますが、雑誌などは何もないです。
座れる椅子(ソファ)も上記の写真の分とテラスしかないので、他の日帰り温泉施設のように、食事をしたり寝っ転がってくつろぐことはできません。
お風呂上りは肌に硫黄臭は残らず、でもお肌はツルツルスベスベになって手荒れもよくなりました。
テラス蓼科リゾート&スパの感想
テラス蓼科リゾート&スパは、次来る時は是非泊まってみたい、レストランでお料理も味わってみたいと思える素晴らしいホテルの温泉でした。
女性なら誰もが喜ぶ温泉です。
高級ホテルなので敷居が高いと思ってしまいますが、家族連れも多かったし気軽に訪れても大丈夫だと思います。
長野県のリゾート地は軽井沢が有名すぎますが、こんなにも素晴らしい蓼科高原にも是非訪れてみて下さいね。
11月中旬でもう雪が降っていたし、蓼科高原はとても寒いので、天気予報をしっかりチェックし、スタッドレスタイヤを装備して温かい服装で訪れて下さい。
\テラス蓼科リゾート&スパの詳しい情報や口コミはこちら/
・テラス蓼科リゾート&スパの公式サイトはこちら