ルバーブは寒冷地向きの西洋野菜で、日本では長野県と北海道で栽培されています。
長野県の南東にあり、山梨県との県境に位置する富士見町は日本一の赤いルバーブの産地です。
ルバーブの旬は5月から9月。特に梅雨時に収穫されたものが1番美味しいと言われています。
ルバーブはショクヨウダイオウと呼ばれていますが、日本ではなじみが薄い野菜です。
しかし、アメリカやヨーロッパなどでは日常的に食べられています。
日本でもフランス料理店などでは、薄切りにしてサラダやオードブルに使われることがあります。酸味がきいてアクセントになるのです。
でも家庭では生のまま使うことはほとんどなく、ジャムなどに加工して食べることが多い野菜です。
ルバーブの効能は?
ルバーブはビタミン、カリウム、食物繊維、カルシウム、アントシアニン、タンニン、ミネラル、マグネシウム、鉄などの栄養素が豊富に含まれており、生活習慣病や現代病の予防になる上、腸内環境を整えてくれ、美容やダイエットの効果も期待できます。
しかし、葉には高濃度のシュウ酸やアントラキノンなどの有毒成分を含んでいるため食べられません。シュウ酸を多量に摂取するとカルシウムと結合し、結石の原因になる場合があります。また、痛風や胆石などの症状が悪化してしまうこともあるので、必ず茎の部分のみを食べるようにしましょう。
また、ルバーブの元であるダイオウには子宮を収縮させる作用があるため、妊娠中、授乳中の方は茎の部分も食べないようにして下さい。
ルバーブのジャムの作り方
ルバーブのジャムの作り方はとっても簡単!早速レシピをご紹介します。
1.ルバーブを洗い、2~3㎝に切り鍋に入れる。(皮はむかない)
2.ルバーブの上に砂糖(ルバーブ重量の半分の量)を入れ、1~2時間そのままにし水分が出てくるのを待つ。
3.十分に水分が出てきたら、ルバーブと砂糖をまぜて中火にかける。
4.沸騰したら20分ほど弱火でかきまぜながら煮る。アクが出てくるので必ずとって下さいね。
5.ルバーブの形が崩れてトロトロになったら、レモン汁を少々入れる。
6.煮沸消毒した瓶につめてできあがり。

ルバーブの赤い部分が少なかったのと、三温糖で作ったので色が茶色くなってしまいました。上白糖やグラニュー糖で作った方がきれいな色になります!
ちょっぴり酸味があるけど甘くておいしいジャムなので、ヨーグルトに入れたり、パンにぬったり、パウンドケーキに混ぜたりと普通のジャムと同じように食べられます。
簡単に作れて栄養たっぷりのルバーブジャム、おすすめです!
見かけたら買ってみて、ジャムを作ってね♪
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